カジノの「必勝法」や「攻略法」と言われるものの中にある「カードカウンティング」というものがあります。
これは難しい手法にはなりますが覚えてしまえば優位に戦える手法になるため今回「カードカウンティング」についてを紹介していきたいと思います。
カードカウンティングとは?
カジノにおける「攻略法」や「必勝法」と言われるものはたくさんあります。
ですが多くのものは「1ドル」賭けて負けたら倍の「2ドル」を賭ける。というようなベットする金額を工夫して負けのリスクを減らして利益を増やすようなものになっています。
そういったものとは違い、「カードカウンティング」というのはカードとゲームの特性を活かした手法を用いるために勝率を高めることができる手法となっています。
カウンティングは「ブラックジャック」ではとくにそのゲーム性から利用がしやすく使えるものになっているため、今回はブラックジャックで利用する方法で紹介していきたいと思います。
ブラックジャックの特性とは?
まず、ブラックジャックのゲームの特性から紹介していくと、「21」に近づけるというものになっています。
ですが、「21」を超えてしまった場合はそのまま負けが確定してしまうというゲーム性になっているためプレイヤーとしては「21」を超えないようにしなくてはいけません。
ですが、「10」「J」「Q」「K」はすべて「10」としてカウントされてしまいます。ということはカードを引いたときに「10」としてカウントされるカードを引く率が一番高いということになります。
プレイヤーが引いたカードの合計が「15」のときに「10」としてカウントされるカードを引いてしまった場合は「25」になるためバーストしてしまい、負け確定となってしまいます。
そうならないように「カウンティング」を使えば「10」が出やすいのか、「10」が出にくいのか、を予測する必要があります。
カウンティングの仕組みとは
ブラックジャックはジョーカーを除く52枚のカードを「1デッキ」としてそれを複数用いてプレイします。
画像はライブゲームのブラックジャックでカードを混ぜている状態になりますが、これだけのカードを利用しています。
これにはデッキがいくつ使っているかわかりませんが、カードは「1~13」までなのはかわらないため、最初のほうに「10」としてカウントされるカードが多く出るとそれだけ後半は「10」としてカウントされるカードが出にくいことがわかります。
反対も同じで「10」としてカウントされるカードが少ない場合は後半に多く出る可能性があるため「12~17」くらいの場合は、無理に勝負へは行かずにバーストしないようにしようということがわかります。
カウンティングのやり方
カードをすべて記憶することが出来ればそれが一番いいのかもしれません。
ですがそれは無理に等しいために数学の理論を用いた方法を使って計算します。
この画像のように3つのグループにわけます。
2,3,4,5,6 | +1 |
7,8,9 | ±0 |
10,J,Q,K,A | -1 |
とします。このグループ分けしたものをどんどん計算していきます。
カード | 数値 | 合計 | |
プレイヤー① | 「A」「5」「A」「5」「8」 | 「-1」「+1」「-1」「+1」「±0」 | ±0 |
プレイヤー② | 「2」「9」「7」 | 「+1」「±0」「±0」 | +1 |
プレイヤー③ | 「9」「2」「Q」 | 「±0」「+1」「-1」 | ±0 |
ディーラー | 「Q」「10」 | 「-1」「-1」 | -2 |
このゲームが終了したときに数値としては「-1」ということになります。
この計算方法を最初から繰り返していくことで終盤にかけてカードの予想がしやすくなります。
プラスの数値が大きくなったときは「10」としてカウントされるカードがまだ出てきていないためにまだデッキの中に「10」としてカウントされるカードが多くあるということになります。
そのため後半はブラックジャックが出やすくなったり、「10」や「11」などで待っているときに「10」を引きやすくなるということになりますので、ダブルやスピリットを狙っていったり、賭ける金額をあげるなどの「攻める時」になります。
反対にマイナスの場合は「10」としてカウントされるカードが多く場に出ているということなので「ブラックジャック」は出にくいかわりに「2~6」の数字が出やすいということになるため数字を21に近づけるようなことができるということになります。
プラマイゼロのときは両方がまんべんなく出ているということになりますので様子見が必要ということになります。
カウンティングができるところとは?
カウンティングができるブラックジャックとはどんなところがあるのでしょうか?
ランドカジノ(実店舗型のカジノ)
ランドカジノでは記録やメモ書きなどは一切禁止しているほか「カウンティング」そのものが禁止されています。
1人で頭の中ですべて計算できるくらいであればバレることもありませんが厳しいものがあります。
オンラインカジノのビデオゲーム
オンラインカジノのビデオゲームでは「利用することができません」
それはビデオゲームの場合カードが毎回シャッフルされてカードを引いているのと同じのためカードの偏りというものがないため「カウンティング」を利用しても全く意味がありません。
そのため練習などで利用するのはいいと思いますが、カウンティングでは一切勝つことができないため注意が必要です。
オンラインカジノのライブゲーム
オンラインカジノのライブゲームが一番カウンティングをするのには向いています。
赤枠のところは今まで場に出したカード、白枠のところはまだ引いてないカードということになるため後半までカウンティングを続けていた場合カードの予想がしやすく出来るということや、ランドカジノでは禁止されている撮影やメモ書きなどもできるためすべてを記憶して計算しなくてもメモを使ったり、計算機を使ったりということができると最高の環境ということになります。
カードはプレイヤーから見て右から配られていくためにリアルタイムで計算するときは画像のような順番でカウンティングをしていきます。
ライブゲームでのブラックジャックは時間との勝負になるためカードを見た瞬間に「+1」「±0」「-1」なのかを判断できるようにしておかないと、次のゲームにいってしまうために記録などをとったりしておく工夫や練習などは必要になります。