オンラインカジノをこれから始めてみようと考えているプレイヤーにとってはオンラインカジノは安心・安全にプレイが出来るのか?
気になる部分ではあると思います。そこで今回は「今までのオンラインカジノにまつわる事件」をテーマにまとめてみました!
オンラインカジノにまつわる事件
オンラインカジノでは2020年の現在までに大きな事件として国内では3件おきています。その3件とはどんな事件でどんな結末になったのかわかるものはなるべくわかりやすく解説しながら紹介していきたいと思います。
スマートライブカジノ事件
3月10日、京都府警サイバー犯罪対策課などは、海外で開設された無店舗型オンラインカジノで賭博をしたとして、大阪府などの3人を単純賭博容疑で逮捕した。
無店舗型オンラインカジノで利用客が逮捕されるのは全国初とみられる。
逮捕容疑はインターネットで接続するオンラインカジノ「スマートライブカジノ」で2月18~26日、「ブラックジャック」で賭博をしたとし、全員が容疑を認めたとのこと。
利用者は会員登録し、クレジット決済の代行業者、電子マネーを通じて、外貨に換金し、賭博(賭け、払い戻し)する仕組み。
京都府警は2015年10月にサイトを発見。日本語版サービスは、ディーラーが日本人で、開業時間が日本時間の夕方から深夜に設定されていたから、京都府警は、事実上、国内の日本人向けにカジノが提供されていると判断。
クレジットカードの使用履歴などから容疑者を割り出した。
※日経引用
国内初となるオンラインカジノでの逮捕者が出て騒然
今までは「オンラインカジノ=脱法」のような認識でオンラインカジノをプレイしていても逮捕されるとは思っていなかったプレイヤーたちが騒然となりました。スマートライブカジノをプレイしていた一般のプレイヤー3名が逮捕されてしまったことで「オンラインカジノ=違法」であると思われる事件となりました。
逮捕された3名はブログなどで自身のプレイヤーIDやプレイをすべて公開していたことで本人特定がおこなわれて逮捕される流れとなったようです。
この3名は「略式起訴」というもので、裁判をおこなわずに自ら罪を認めて罰金を払うというものになりました。
2名はこれに納得して罰金を払って終わらせたのに対して、1名だけは納得がいかないということで弁護士を雇い、裁判で戦うことにしました。
逮捕から10ヶ月が過ぎたころ、戦う姿勢を見せていたプレイヤーはなんと「不起訴処分」が決定しました。
その理由は、スマートライブカジノは海外でカジノライセンスを取得して運営しているオンラインカジノであり、胴元である運営側を処罰出来ないのにプレイヤーだけを有罪にするのはおかしい
という意見書を検察庁に弁護士が提出したところ「不起訴」という判断になりました。
これによってオンラインカジノをプレイしていても「有罪」にはならないということが全国に知れ渡りました。
この事件以降、オンラインカジノをプレイしているからと言って逮捕者が出たということもないため、オンラインカジノはきちんとしたライセンスを持っているところを選んでプレイすることで、有罪にはならないという証明されたような事件となりました。
ドリームカジノ事件
インターネットのオンラインカジノサイトを運営し客と賭博したとして、京都府警は10日、常習賭博容疑で、大阪市中央区本町橋の会社役員、(中略)ら実質運営者5人を逮捕したと発表した。
逮捕容疑は、共謀し、大阪市天王寺区に事務所を設けオンラインカジノ「ドリームカジノ」を運営し、平成25年12月〜今年3月、サイト上で複数回にわたり不特定多数の客を相手に、ポーカーの賭博をしたとしている。
オンラインカジノは、自宅のパソコンなどからネット上でポーカーやルーレットなどの賭博ができる仕組み。ドリームカジノは24年11月にオープンしたとみられ、会員数は約9500人、賭け金の総額は約19億2600万円に上るという。
ドリームカジノは、カジノが合法なオランダ領キュラソー島で営業許可を受けているとサイト上に記載していたが、サポートは日本語のみで行われていたことなどから、府警は国内で運営されていると判断した。
※gooニュース引用
運営元が海外にあると思わせて本当は日本国内だった
ドリームカジノは「キュラソーライセンス」を取得して運営している海外の会社がやっていると思わせて本当は大阪に実質的な運営会社があることで逮捕、起訴された事件となりました。
プレイヤーは警察から注意を受けた
プレイヤーはライセンスの取得を確認して、運営元も確認しても日本であるようなことが一切記載がないことでニュースになるまでは全くわからない状態でした。そのため「ドリームカジノ」に登録していたプレイヤーたちは自分たちも逮捕されるのではないかと心配していましたが、結果として誰一人逮捕されるようなことはありませんでした。
ですが、警察から直接電話を受け「注意勧告」をされるということがあったようです。
これによってオンラインカジノ選びは重要であるということが世間に認知されるような事件となりました。
お台場カジノ事件
お台場カジノをプレイしていたプレイヤーが逮捕されるようなことがあったわけでも、胴元である運営会社が日本にあったわけでもなく、突如「夜逃げ」のように閉鎖されてしまうような事件がありました。
今までログインやプレイが出来ていたのに「お台場カジノ」のサポートにもつながらないような状態となり突如サイトは閉鎖されてしまい、出金出来なかったプレイヤーたちは資金未払いのまま逃げられてしまったという事件になります。
サイトが閉鎖されてしまい最終的には残金が残っていたプレイヤーは泣きを見るしかなかったという悲惨な事件となっています。
オンラインカジノの事件についてのまとめ
今回はオンラインカジノにおきた3件の事件について紹介していきました。事件になってしまったことでオンラインカジノのマイナスばかりを紹介しましたが、オンラインカジノ全般がこのようにマイナスがあるわけではありません。
キチンとした会社が運営しているオンラインカジノももちろんあり、そういったオンラインカジノでは世界中のプレイヤーたちが楽しみながらプレイしています。
中には日本人プレイヤーで「1億円」を超える高額当選をあててキチンと払い出しされたようなオンラインカジノもありますので、オンラインカジノ選びをしっかりすることでトラブルには巻き込まれないと言えるでしょう。